日本で新年度をむかえたころ、ドイツではイースターの祝日があり世間は連休。
学校はイースター前後に2週間ほどの休みに入っています。
そんな世間の休みとは関係なく、平和村では常に誰かが働いています。
が、
私の場合、年間の休暇をイースターに合わせて申請していたので、
ひょっくらミュンヘンへと飛んできました。
学校はイースター前後に2週間ほどの休みに入っています。
そんな世間の休みとは関係なく、平和村では常に誰かが働いています。
が、
私の場合、年間の休暇をイースターに合わせて申請していたので、
ひょっくらミュンヘンへと飛んできました。
三度目のドイツは、気温の変化が激しくて改めて【衣替えのできない地域】ということを実感していたのですが、イースターでもさらに念押しされてしまいました。
4月も6日だというのに、朝目が覚めると外は雪景色。
外の気温はマイナス。
一週間前まで気温20度とは思えない冷え込みです。
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<サイクリング~ミュンヘン郊外へ~>
イエスが復活したとされるイースター月曜日。
サイクリングを決行し、腹ごしらえにミュンヘンの人気カフェへブランチに行く。
真ん中の丸いペーストは、私の苦手なレバーヴルスト(=レバーソーセージ)です。バターのようにパンに塗って食べます。私にはこの美味しさがまったくわからない。。。。 |
~サイクリング開始~
ミュンヘン市内を南北に流れるイザ川に沿って、南西へ向かう。
ミュンヘン市民に愛され、なくてはならない存在のイザ川。
留学時代はよく友人と川沿いでBBQを楽しんでいました。
真夏になっても、アルプスの雪解け水が流れているため、見た目よりもずいぶん冷たい。
そのままビールケースをつけているグループもよく見かける。
川沿いの道は散歩やジョギングを楽しむ人、サイクリングをする人などさまざま。
ミュンヘンはドイツの中でベルリンやハンブルグに並ぶ5大都市の一つではあるけれど、
【大きな田舎】といわれるように、少し外へ行けば、もうそこは一面に緑の広がる豊かな田舎町。
二本に分かれた道の真ん中で、行き先を決めかねていると、いかにもバイエルンのおじいちゃんが親切に声をかけてくれる。もちろんバイエルンなまりのドイツ語で(私はこのなまりが大好き)。 「どこに行きたいんかね、君たちは」 |
寄り道
案内してもらうとともに、 素敵な教会も紹介してもらったので少し立ち寄ることに。 そして紹介してもらった町の小さな教会。 |
【教会の中】 |
中はイースターだからか、パイプオルガンの曲が流れていた。
なんて心地よい。
けれど、写真のごとく扉に鍵がかけられてあったので、教会内部の奥まで入ることができない。
これは教会内に立てられてある数々の彫刻のうち数点が盗まれたかららしい。
案内してくれたおじいさんの話:
「私は、昔イランにあるドイツ人学校に教師として派遣されたことがある。イランにはキリスト教者もおり、彼らの教会がある。イランではいつも教会は開放的だったが、像が盗まれるなんてことはなかった。」
観光地だけでなく、こんな田舎町の教会の像も盗難にあってしまう現実。
個人の利益のためではなく、こういった文化財は公益であり守っていかなければならない
という意識を養うことは改めて大切だと感じた。
向こうにうっすら見えるのはアルプス。 |
森の中、長い砂利道をサイクリング。 5時間後、ようやく目的地のAyingへ到着! |
締めはAyingの地ビール『Ayinger』
「プロースト!(=乾杯)」
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