2012/05/29

ドイツ結婚事情

 大学院に進むことを決めた時、父に

「大学院の学費か、結婚費用かどちらかを出す」

と言われ、

「私たぶん一生結婚しないから、大学院の学費お世話になります!!!!」

と宣言した私。

そんなこと言いながら、大学院在学中に出会ったウリ氏とはいつか結婚なりなんなり、
一緒にいることになるんだろうなぁ~と思ったのであります。

現在、ウリ氏33歳。私は26歳(あと3週間弱で27!)。

婚姻の平均年齢はどれくらいなんだろう???
毎年何組が婚姻を結んでいるのだろう???

そこで、ハンブルクにある統計専門会社Statista GmbH "サイトを参考にドイツ結婚事情をまとめてみました。

・現在ドイツでは異性同士の婚姻のみで、これまで同性間の婚姻は法律で認められていない。
しかし、同性同士の場合、「同性間のパートナー関係」として法律上、2人が「パートナー(伴侶)」として認められる。

・2010年、38万2000件の婚姻成立

・2010年、男性平均結婚年齢…33歳
       女性            …30歳

・2009年、ドイツにおける婚姻の7%が、ドイツ人と外国人による婚姻。6%が外国人同士による婚姻。

 ところで、日本の2010年の婚姻件数は、ドイツ2倍弱の70万件でした(厚生労働省 統計より)。


前回の日記に、ドイツで教会式で行うカップルが減ってきているという記述を入れましたが、
それを表している統計を発見。

教会結婚式件数の推移 (ドイツ1997年-2010年)
この統計によると、2004年ごろからほとんどカトリック教会での婚姻件数は著しく減っているわけではないが、統計の最初の年、1997年に比べると7割減っています

写真:Stadt München, ミュンヘン市役所内での結婚式
教会がかつてほど、重要視されなくなったご時世。
けれど、小学校や老人ホームなどいたるところにまだ教会の関わりが重要な機関がたくさんあるドイツ。それでも教会式が減ってきてるのは、やはり時代の流れのように感じます。

日本の場合は、結婚式というものが、国家資格をもった立会人による儀式というよりは、「商品化された形式的なもの」とうつります。
だからこそ、他の国では味わえない工にみちて、手の込んだエンターテイメント性や格式ある時間などが同時に楽しめるのではないかと思います。
そんな日本でのブライダル産業のがんばりをみつつ、宗教に左右されない超資本主義社会だと感じるのでした。


私は、これまで結婚雑誌にはまったく興味がなかったけど、この前髪型を決める際に流れ着いた先は、『ゼクシィ』だった。そんな日本の『ゼクシィ』に対抗するかのようなドイツの結婚雑誌も内容が充実。次回は、ドイツの結婚雑誌の内容についてご紹介いたします。

2012/05/28

ふたりにとっての結婚

そもそも平和村での活動のことを残しておこうと思って、ふたたび始めたブログ。

その活動中に結婚することが決まり、準備をし、ついに4日後に挙式。

ということで、未熟者ながら、【結婚】についてもつづっておこうと思います。


そもそも結婚ってなんなんでしょう。

家族になる、夫婦になる、世間に認めてもらう などなどいろいろ挙がりますが、

私たちにとっての第一は、

「滞在許可とかいろいろ気にせず、好きな時にお互いの場所にいられるようにする」

という手続き的な部分が大きいかもしれません。

ロマンチックじゃなくてごめんなさい。

けど、一応たった今確認してみたら

「もちろん、愛しているからだよ~」と、ウリ氏。

そこで、理屈っぽい私は
「愛している=結婚するは成り立たないわよ。愛しているからと言って、必ず結婚する必要はないし」と、かわいくない返答です。

が、やっぱり私の中で結婚は、この市民社会を成り立たせている政府に、2人の関係を法律上認めてもらい、市民生活をよりスムーズに送るために必要な手続き。

それに付け加えて、私たち国際結婚の場合は、違う法律で成り立っている二国間出身の2人が両国に認めてもらい、共同生活を送れるための手続き。
 
そういった意味で、4日後に控えた、ミュンヘンから南へ30キロのフェ―ルドアーフィング(Feldafing)の町での役所式の挙式は、まさに理屈っぽい私にあう挙式だなと、我ながら思います。
(※ちなみに、私、元高校地歴公民科教師。)

この役所式ですが、ドイツ語でStandesamtlich Heiratenといいます。
Standesamt = 戸籍役場
Heiraten = 結婚

かつては教会で神に2人の愛を誓うことが意味をもっていた、ドイツの結婚。
現在は教会での式を挙げるカップルは年々減ってきているようです。

各自治体も、管轄している宮殿やお城での結婚式を提供しています。
それぞれの時代ごとにかわっていく結婚のかたち。

変わらないものは、「神に」「世間に」「政府に」認めてもらおうとする“2人”がいることですね。
(一夫一婦性下では)

挙式場所のRosen Insel (薔薇の島):6月1日、晴れますように!


2012/05/17

ポルトガル語 平和村編

第50回アンゴラ援助飛行終了。

平和村と長年の協力・信頼関係を築いているアンゴラの現地パートナー団体。
その団体を通じて、今回も69人のドイツでの治療を必要とする子どもたちがやってきました。
空港で待機するスタッフ
写真:ドイツ国際平和村




半分は、空港から直接救急車等で各地の協力病院へ運ばれましたが、その半分は病院での治療を平和村で待ちます。

今月は、「ISO」と呼ばれている他の子どもたちと隔離されて過ごしている新しい子どもたちの階を担当することに。現地からやってきた子どもは、感染症なども患っている場合があるため、検査等ではっきりと子どもの状態がわかるまでの間、「ISO」で生活するということになっています。

さて、そんなアンゴラの援助飛行も2回目というのに、そして平和村での活動も11カ月目というのにも関わらず、子どもたちの母語であるポルトガル語を勉強するという努力を怠っていた私。
「おやよう」すら言えないなんて・・・
これまでの、援助飛行ではたいてい以前にドイツで治療を受け、再び検査や手術のためにドイツに来たというドイツ語でのコミュニケーションが可能な子どもたちもいたので、さほど言語に困ることはなかったのですが、今回は女の子の部署でも男の子の部署で初渡独の子どもたちばかりで、ドイツ語がさっぱり。身振り手振りでのコミュニケーションにもいろいろと限界もあり、そこでようやくポルトガル語を勉強することに。

正直、子どもの言語取得能力には到底いたらないので、私がなにかを自然に話せるころには、彼らはドイツ語を話せるのでしょうが・・・。

というわけで、すべてではないけど、仕事中に必要なポルトガル語をまとめてみました(自分のために&いつか平和村で子どもたちのお世話をする方のために)。

●はじめまして               Muinto praser (ムイント プラゼール)
●名前は?                Como se chama? (コモ ス シャーマ?)
●わたしは〇〇です           Chamo-me〇〇(シャモ ム 〇〇)
●おはよう                 Bom dia! (ボン ディーア)
●こんにちは                Boa tarde (ボア タールドゥ)               
●元気?                 Tudo bem? (トゥド ベン?)
●ありがとう                            Obrigado/Obrigada (オブリガード/オブリガーダ)
●ごめんなさい                             Desculpe(デスクープ)
●今からご飯ですよ             Vamos comer! (ヴァーモシュ コメール)
●ちょっと待って                            Espere (エシュペール)
●すぐにもどります
●大丈夫?                Esta bem? (エシュタ ベン?)           
●大丈夫。心配しないで        Nao faz mal (ナオン ファシュ マゥ)
●〇〇が痛いですか
●まだです                 Ainda nao (アインダ ナオン)
●今、すぐ、あとで            agora, ja, Mais tarde (アーゴラ、ジャ、マイシュ タールドゥ)
●ここ、そこ、あそこ           aqui, ai, ali (アキ、アイ、アリ)
●しずかに                Caluda (カルーダ)
●片付けて&掃除をしましょう     Vamos limpar (ヴァーモシュ リンパール)
●外であそびましょう
●〇〇はどこですか           Onde fica 〇〇? (アンドゥ フィカ 〇〇?)
●絵を描く
●ポルトガル語(ドイツ語)を学習する
●服を着る/脱ぐ             roupa
●シャワーを浴びる
●いいぞ!やったー!          Boa! Viva! (ボア! ヴィヴァ!)
●すばらしい                Bonito/Bonita (ボニート、ボニータ)
●おいしい                Takuya (タクヤ)
●悪い
●大きい、小さい            grande, pequeno (グランデ、ペケーノ)
●新しい、古い               novo, antigo (ノヴォ、アンティーゴ)
●さようなら、また明日                   Adeus, Ate amanha (アデウシュ、アテ アマニャン)


空欄は調べて書き込みます。ポルトガル語のできる方、間違い箇所があったら、ぜひ教えてください☆
 
 

2012/05/02

ウィルスに感染したか?

このBloggerの調子がおかしいです!

もしかしたら、bloggerかgoogle chromeが感染したかもしれない。

今色々調べているのですが、そしたらこんなブログに出会いました。

『Bloggerにウィルスの嵐』
http://www.kuribo.info/2007/09/blogger.html

ということで、せっかく波に乗ってきたのに、他のブログを作ろうか検討中。

まだどうなるか分かりませんが、作ったら、Twitterにのせておきまーす!!!

無事に復旧作業できますように。