2012/05/28

ふたりにとっての結婚

そもそも平和村での活動のことを残しておこうと思って、ふたたび始めたブログ。

その活動中に結婚することが決まり、準備をし、ついに4日後に挙式。

ということで、未熟者ながら、【結婚】についてもつづっておこうと思います。


そもそも結婚ってなんなんでしょう。

家族になる、夫婦になる、世間に認めてもらう などなどいろいろ挙がりますが、

私たちにとっての第一は、

「滞在許可とかいろいろ気にせず、好きな時にお互いの場所にいられるようにする」

という手続き的な部分が大きいかもしれません。

ロマンチックじゃなくてごめんなさい。

けど、一応たった今確認してみたら

「もちろん、愛しているからだよ~」と、ウリ氏。

そこで、理屈っぽい私は
「愛している=結婚するは成り立たないわよ。愛しているからと言って、必ず結婚する必要はないし」と、かわいくない返答です。

が、やっぱり私の中で結婚は、この市民社会を成り立たせている政府に、2人の関係を法律上認めてもらい、市民生活をよりスムーズに送るために必要な手続き。

それに付け加えて、私たち国際結婚の場合は、違う法律で成り立っている二国間出身の2人が両国に認めてもらい、共同生活を送れるための手続き。
 
そういった意味で、4日後に控えた、ミュンヘンから南へ30キロのフェ―ルドアーフィング(Feldafing)の町での役所式の挙式は、まさに理屈っぽい私にあう挙式だなと、我ながら思います。
(※ちなみに、私、元高校地歴公民科教師。)

この役所式ですが、ドイツ語でStandesamtlich Heiratenといいます。
Standesamt = 戸籍役場
Heiraten = 結婚

かつては教会で神に2人の愛を誓うことが意味をもっていた、ドイツの結婚。
現在は教会での式を挙げるカップルは年々減ってきているようです。

各自治体も、管轄している宮殿やお城での結婚式を提供しています。
それぞれの時代ごとにかわっていく結婚のかたち。

変わらないものは、「神に」「世間に」「政府に」認めてもらおうとする“2人”がいることですね。
(一夫一婦性下では)

挙式場所のRosen Insel (薔薇の島):6月1日、晴れますように!


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